8月3日(日)コンベックス岡山にて 関西・関東合同のベーシックコースが開催されました。
北海道から九州までの会員の皆様が一堂に会してのベーシックコースは会員の皆様の卒後教育に対する意欲を強く感じます。
また、新しくKCS会員となられた皆様も、会員の皆様の学びに対する意欲を強く感じられた様子でした。
姿勢改善を行うときに無くてはならないのが、KCS姿勢分析検査とそこから導き出される姿勢矯正運動プログラムであり、詳細な分析結果で客観的な検査を行うことの必要性・パーソナルエクササイズの重要性について講義がありました。
簡易な姿勢検査を行う施術院とは違い、体への侵襲が少なく詳しい姿勢分析ができるシステムがあるからこそ、的確な姿勢改善ができることを学びました。
テクニカル分野では KCS 桑岡俊文会長から 「肩部」について講義と技術指導がありました。
肩部の運動制限が原因で医療機関を受診する方は多くいらっしゃいます。ただその多くは投薬やリハビリテーションなど長い経過をたどりながら改善を待つ方が多いのも現状です。
講義では肩の解剖学的構造からその特殊な運動機能を学び、何故運動制限が起きてしまうのか、姿勢の悪化との深い関係について学びました。
KCSの姿勢調整は 姿勢科学という学問に基づいた予防医学の一分野であり、部分治療ではなく根本からの改善を目的とするため、運動機能の改善はその場で見られます。
肩のテクニックをトレーニングすることで重度の運動制限はもとより、自分でも気づかない程度の運動制限さえも改善できることを会員の皆様は学ばれました。
2020年予定の アメリカセミナー ・ UCLAでの解剖学実習の告知も併せて行われました。
本日のセミナーの翌日は アメリカ ウェスタンステーツ大学 副学長を講師に招いてのJFCP国際セミナーが開催されます。
会員の皆様は、明日も更なる学びの場に参加されてスキルアップを目指されます。
今回も桑岡俊文会長から伺ったことは、何一つ変わらないのに新しい。
いつも発見があるという素晴らしいお話を沢山聞かせて頂いています。
四十肩、五十肩で悩まれている方は沢山いらっしゃいます。
私達はまだ見ぬその方々に手を届けていかなくてはならないと新たにまた決意しました。
KCSの姿勢分析検査の精度の高さ、その理由も改めてしっかり学びました。
知っていること、当たり前になっていることを今一度確認してしっかりお客様にお伝えしていくことを常に行っていきたいと思います。
毎月参加していますが、日々、臨床活動を続けていても毎回、桑丘俊文会長の講義、技術指導から新たな気づきがあります。お客様に最小限の刺激で最大限の効果を提供する為には、毎月の研修に常に参加することの重要性と定期的な研修の必要性を痛感させられます。
今月は「肩部」について講義と技術指導がありました。
何回も受講しておりますが、学理・技術の再確認が出来ることで安心・安全な手技を自信を持って患者様にお届け出来ます。
また、全国の先生と接す事で新たなデモテクの切り口・トーキングが毎回発見が出来る新鮮味あふれるセミナーです。
来月も必ず参加します!
何度受けていても、繰り返し学ぶこと、
繰り返し考えることで違う発見があります。
腕をあげる、ただそれだけの動作が
できないことで困っている方はたくさんいます。
しかも、一人一人の状態や原因も、
人それぞれ。
姿勢でそれが変わること、
もっと多くの方々に伝えていかなければ、
と思います。
桑岡俊文博士、ありがとうございました。
今回のベーシックコースの中では
桑岡俊文会長がいつも繰り返して言われている、
「姿勢は分析ができたら調整は簡単」
という言葉が特に頭に残ったので、
姿勢分析に集中し、
最小限の力のみを伝えることに集中しました。
今までは力んでしまってうまくいかなかった調整が、
「すっ・・・」
とわずかな力を加えた瞬間に
初めて感じる手ごたえがありました。
最小限の力で最大限の効果を出す、という方に向かって
また一歩前進できました。
肩、腕が上がらないのは関節なのか、筋肉が原因なのか?
そして、そこに問題があるのは何故なのか?
起きてしまっている不調だけをみるのではなく、それが起きた原因から考えるから、予防もできるんだと改めて感じました。
KCSセンターは他の治療院とやっぱり違う。
桑岡俊文会長、貴重な講義を今回もありがとうございます。