今回も感染予防に鑑み
6月19日(土)20日(日)で
各地域をつないでオンラインで開催いたしました。

コロナ禍でも、KCSは会員の皆様の利益向上のため
様々な新しいサービス・システムが生まれています。

今回のセミナーのテーマである「下肢」は
新しいサービスに深くかかわる内容でした。

アーチサポートを使用してのトレーニングの様子
歩行と下肢のバイオメカニクスを説明される桑岡会長

アドバンスセミナーは
だれでも参加できるセミナーではありません。
ベーシックコース・ベーシックセミナーを経て
参加できる上級者のためのセミナーです。

参加できた会員の皆様は
股関節や足関節・足底部の関節まで
疾患との関連性と共に
KCSのオリジナルテクニックを
さらに深く学ばれました。

会員の皆様も、
骨盤整体や、
子どもの体を守るために
保護者や周囲の大人たちへの
知識提供の必要性、
危険な療法を使うような施術家との差別化を
お客様にもしっかり伝えていかなくてはいけない、
と実感されていました。

19日(土)の初日は、
足部の関節構造から
姿勢や健康の及ぼす影響についての
学理的な研修と、
距腿関節や脛腓関節など、
足のアーチ減少による扁平足や
外反母趾の原因になる
関節トラブルを調整する技術です。

足のアーチについて
足のアーチについて細かい関節まで学びました

これらの技術は
当会オリジナルの理論を元に
構成されている世界に類を見ない
調整テクニックになります。

20日(日)は2日目なので、
さらに応用編で膝関節や
股関節の姿勢に及ぼす影響と
下肢の技術になります。

膝や股関節の部分的なテクニックは
巷に溢れていますが、
姿勢全体を見て、
痛む場所とは別の
本当の原因となっている部分を
調整して痛みをなくしていくのは、
KCSの真価だと思います。

どれだけすばらしい技術をもち、
身体の知識を深めても、
人にわかるように
それを伝えることができなければ
人の役に立てることができません。

だから、テクニックだけでなく
どんな方に、どんなふうに伝えるといいのか、
参加者の皆さんはそれぞれに工夫して
伝えるトレーニングを何度も行いました。

参加した会員の皆さま一人一人が
この2日間で深めたことを
明日から地域の人たちに
どんどん伝えて、
地域の方々の健康な体づくり、
やりたいことが楽しめる体づくりに
寄与されることでしょう。

日本人の寿命は年々延びています。

その中で、外反母趾、扁平足、
膝や股関節の不調やトラブルなど、
足のことで悩まれている方が
急増しています。

そのような皆さまの救いになれるよう、
KCSの先生たちの活躍を応援しています。

足の特徴も十人十色。一緒に参加した会員の皆さまで足のタイプを比較してみました
捻挫で左足にしっかり体重を乗せられなかったのが、足の調整技術でしっかり体重を乗せて立てるようになった変化の記録
足の調整技術で足の指がつかない「浮指」の状態が改善されていく変化の記録