大型台風が近づいて来ているため、急遽不参加の連絡があった会員様もいらっしゃいましたが
それでもたくさんの東日本地域の会員様が集まっての開催となりました。

今回のテーマは「腰椎」でした。

日本整形外科学会の腰痛診療ガイドラインによると腰痛の85%は原因が特定できていないなど
痛みの原因が特定できない腰痛があふれていると言われていますが、その多くが姿勢悪化に起因する腰痛であることが
科学的にレクチャーされました。

KCS 桑岡俊文会長 の 腰痛 のメカニズムレクチャー

KCS 桑岡俊文会長 の 腰痛 のメカニズムレクチャー

会員の皆様は、腰椎のバイオメカニクスと姿勢科学・姿勢工学の講義・デモンストレーションから、
姿勢調整の理論で腰椎の関節障害を改善し、姿勢が良くなることで、可動域の改善が見られ、
なんとその場で痛みがなくなることを実感。

一般的カイロプラクティック店舗(WHO国際基準のカイロプラクティックは除く)で行われている技術でみられる「腰椎ランバーロールテクニック」は危険が多く、事故が多発しているということも伺いました。

「危害ゼロ運動」として厚生労働大臣認可機関が実施している安全施術講習会の内容にも触れられ、
その危険性を一切排除し、効果的に発展させた「KCSオリジナルランバーロールテクニック」の理論と実技を学びました。

KCSオリジナルランバーロールでは姿勢が改善し腰痛が一瞬で軽減

KCSオリジナルランバーロールでは姿勢が改善し腰痛が一瞬で軽減

プロであればミリ単位で調整するのが当たり前であり、それが解剖学的にわからない施術家は勉強が足りていない未熟者。個々の関節を細かくピンポイントで調整し、どのテクニックをどこに使うかが大切であり、「腰痛を治す技術」というものは存在しないとの講義を受け、会員の皆様は熱心に技術トレーニングに取り組んでいらっしゃいました。

引き続き地域の姿勢と健康にKCS会員の皆様がご尽力されることを願っております。