令和元年10月6日(日曜日) 倉敷芸術科学大学 にて 関西ベーシックコースを開催いたしました。
KCSは姿勢専科であり、姿勢調整施術は基より健康支援を目指します。そのためには技術のスキルアップと共にお客様の生活改善や健康管理も重要になります。
WHOの推奨するダイナミックヘルスを目指し未病の方・不健康な方が生体恒常性を維持できるための知識も大変重要であり、会員の皆様は講師の経験談も交えた講義に熱心に聞き入っていらっしゃいました。
今回のKCS 桑岡俊文会長の技術講義は骨盤部 仙腸関節の調整でした。
人が歩行する時の体重移動の理論・歩行運動と関節の関係性をバイオメカニクスの分野から詳しく講義され、いわゆる「骨盤がずれる」などという一般的に言われているものは理論的にないことを解説されました。
骨盤は、一番大きい骨であり神経も走っていないので素人でも触りやすい骨です。なので素人が一番最初に習うテクニックは骨盤調整がほとんどなのもこの理由です。けれども桑岡講師の講義を聞いた会員の皆様は、骨盤固定等の器具を使用することの腰椎に対する負荷も含めて機能学的に理論とテクニックを学ばれました。