2021年8月8日(日)オンラインにて全国各地域をつないで開催いたしました。

今回は講義の中で会員の皆さんに姿勢講座で話される基本の「姿勢科学の講義」ができるようになるため、姿勢科学・姿勢工学・姿勢医学に基づいて詳細な講義がありました。皆さん熱心にメモを取りながら講義に聞き入っておられました。

10月に開催予定である ICoC(世界手技療法会議)で発表される論文や症例報告などを、各地域会場の会員の方々が「自分も発表したい」と意欲的に取り組む姿が印象的でした。

このベーシックコースではKCSの基本的なテクニックを、バイオメカニクスに基づいた講義と共に理解していきます。

今回の技術講義のテーマは肩関節です。初めての方も数回受講されている方も、それぞれがそれぞれのテーマをもって受講されています。

肩関節のバイオメカニクス・技術を講義する桑岡俊文会長

講師は KCS会長 桑岡俊文講師です。

四十肩 五十肩と診断されてもその原因は人それぞれです。その原因がわからなければ改善方法を間違えてしまいます。この講義は「一度聞いただけではさっぱりわからないけれど3回目くらいからなんとなくわかりだす」と多くの会員の皆さんが言われるように理解をして技術を使えるようになるために、何度も何度も繰り返し講義を受講される会員がほとんどです。

技術のやり方だけを学ぶのではなく、正しく判断して効果的に結果を出すために今回も多くの先生が受講されていました。

桑岡会長からは コロナ禍だからできない・・・ではなくどうやったらできるかを考えて行動することが大切であることを、KCSが世界で多くの協力者を得ながら活動を広げてきたの様々な歴史からの学びとして講義をされ、会員の皆さんのモチベーションアップにつながる1日となりました。