2025年9月13日、一般社団法人KCSは、待望の「次世代リーダー養成コース」を開催いたしました。全国から意欲あふれる会員の皆さまが一堂に会し、リーダーとしての意識・技術・組織観を深める貴重な一日となりました。

◾ 講義ハイライト

本コースでは、以下のテーマを中心に講義と実践プログラムを展開しました:

  1. KCSのリーダー像
     “患者さんを支える存在” “育成力・人を動かす魅力を兼ね備える存在”としてのリーダーを定義。努力・信頼・誠意というKCSの重視する価値観の再確認。
  2. スタッフ指導技術
     批判を避け、誠実に認め、相手の欲求を呼び起こす原則を学び、演習を通して実際に使える対応や関わり方を体得。
  3. 組織論・KCS哲学
     組織メリットと集団と組織の違いなどを学び、KCSとしての使命と哲学を共有。
  4. 技術指導と育成のポイント
     技術の単なる伝達ではなく、価値観・思考の共有、指導の裏付け、プロセスを大切にするアプローチを学びトレーニングを実施。
  5. リーダーとしてのオリジナルテクニックとして、脊柱(胸部)障害を解消するスキルトレーニング、など。

◾ 参加者の声

  • 「今日学んだ“やって見せ・褒めて・任せる”という関わり方が、腑に落ちました」
  • 「人を動かすとは技術だけじゃなく、信頼と共感なんだと改めて思えた」
  • 「KCSリーダーとしての自覚が芽生え、これから新しい挑戦したい」

◾ これからに向けて

本リーダー養成コースは、KCSの未来をつくる仲間たちにとって、ひとつの出発点です。これを機に、参加された皆さまが日々の現場で変化を示してくださることを期待しています。

次回開催やマスターコース復活も検討中です。こうした場を重ねることで、KCSの理念である「まだ見ぬ患者のため、地域と社会のため、国を支える」組織を共に築いてまいりましょう。

参加いただいた皆さま、桑岡会長、運営幹部の先生方、惜しまず力を貸してくださった全ての方へ、改めて深い感謝を。

これからも、KCSは業界のパイオニアとして、皆様とともに歩んでまいります。