6月17日(土)18日(日)2日間にわたり、倉敷市水嶋環境交流スクエアにて、全国から100名以上の会員の皆さんを迎えて、テクニカルアドバンスセミナーを開催いたしました。
セミナー1日目
下肢をテーマに 姿勢調整と下肢の関連性を構造学・運動学を中心に学びました。姿勢調整にとって、下肢の機能は重要です。特に、KCSグループが取り扱っているインソールと姿勢調整をなぜ組み合わせる必要があるのか、その必要性も講義の中で学びました。
足底の指示・緩衝・情報収集機能、加齢に伴いより機能が減少するものも・・・
身体の1/4以上の骨が足にあることを考えると、私たちの下肢はとても大切な役割をになっていることになります。
ほとんどの人は捻挫の経験があると思います。今回学んだ距腿関節の調整テクニックはダイレクトに姿勢と関係するテクニックです。
午後からの講義、講師はKCSグループ代表 桑岡俊文会長です。
KCSでは縦アーチも横アーチも重要視します。偏平足といわれる足底の構造の問題など症状と関連して説明されました。ダッシュ力や、歩行の推進力を出すための骨の構造・腱の構造にも触れられています。
初めて受講される会員に皆さんも触診から四苦八苦しながらトレーニングです
脛腓関節は、足の底屈・背屈に機能学的に関連する関節です。
アスリートでも気がつかないうちに機能が悪くなっている人もいます。
これは当然スポーツパフォーマンスに大きく影響します。
脛腓関節調整を学ぶことで姿勢・歩き方ずいぶん変わってきますね。
お客様へのトークと共にトレーニングされています。
セミナー中に先生が負傷するハプニング。正に足首と足根骨の関節障害。
小野寺先生におんぶされないと歩くことが出来なかった先生。桑岡会長に距腿関節等のテクニックを受けなんと、立って歩けるように!!
先生曰く「KCSでよかった!!」と( ^ω^)・・・ 良かったですね**
講義部門・技術部門の後はパーティー。アイビースクエアで立食で開催されました。
桑岡会長のご挨拶から始まり、アドバンスセミナーに参加されることの意義、KCSの中核としてKCSを担っていかれる会員の皆さんにとって、画面を通してではなく、リアルな会長の言葉を受け止めていただけたと思います。
KCSグループのテクニカルセミナーでは、オリエンテーション
「パーティー」があります。日頃皆様が抱えている疑問や悩みなど
桑岡会長やインストラクターの先生方に相談したり、考え方を聞いたりして、自身の成長に役立てていただけるための時間です。
食事をともにしながら、多くの先生方とふれあい、成長の糧にしていただく有意義な時間になっています。
セミナー2日目
昨日の復習から始まりました。
午前中の講義では 外反母趾と足育へのアプローチを学びました。お客様の中でもお悩みの多い症状ですよね。
一般的に雑誌等で謳われている 外反母趾改善のストレッチが何故悪化してしまうのか、外反母趾の構造上の問題を踏まえて説明されています。知らないで悪化することをやっている方も多いですよね。足の問題は子どもにも。アーチの形成は5歳から9歳。児童の外反母趾出現率も増えています。
講師のお客様の実例。陸上選手のお子さん、で施術を受けるようになってから1500メートルの記録が10秒短縮した例も。成長期なのでインソールはまだつくれないですが、まずは足部調整を交えた姿勢調整を中心で行っているとのことでした。
午後からは実技講義。
桑岡会長が講義されました。
「膝関節」「股関節」に対する実技講義
膝関節の回旋に関してはどこにも掲載されていない機能学で、テクニックを理論だてて解説がありました。
技術をただ学ぶだけでなく商品販売と連動したり、人材開発と連動したり、自分の目指す目標を達成するために、今回学んだ技術をどう使うか、どう見せるか、そこが大切ですね。
アドバンスセミナーはKCSのアドバイザー育成のセミナーです。
さらなるステップアップを目指すセミナーですね。
アドバンスセミナーはKCSグループのテクニカルアドバイザー育成のためのセミナーでもあります。
今回、新たにアドバイザーに登録された会員の皆さんおめでとうございます。